2017年11月21日

経験者が語るフリーランスエンジニアになる方法とその注意点

IT業界でエンジニアをしていると、正社員の方やフリーランスの方などいろいろな立場の人と仕事をする機会があります。

僕自身、正社員の経験もフリーランスの経験もあります。

正社員とフリーランス、どちらが良いかは一概には言えませんが、経験者としてフリーランスになる方法やメリット・デメリットについて語っていこうと思います。

フリーランスは不安定じゃない


フリーランスエンジニアといっても、あんまり自由というわけではないです。

殆どの場合、クライアント企業に常駐して仕事をするので、勤務時間などは会社員と同じになります。「俺はフリーランスだから、明日は午後から行きます」みたいなことは絶対にできないです。
※社会人なら当たり前のことですが…

ただし、フリーランスは不安定だというようなことは実際にはそれほどないと思います。もちろん、本人の経験やスキルにもよりますが、案件自体は営業の方が取って来て、エンジニアはそこに参画するという流れになるので、フリーランスだから仕事が来ないということはありません。

フリーランスであっても正社員であっても、クライアント企業に常駐して仕事をするということは変わらないわけで、そこで求められるのはスキルと社会人としての常識です。

どうやってフリーランスになるのか?


小さい派遣会社で社長と親しければ、社長に相談してみるのは有効です。小さな会社では営業が社長だけという場合もあって、意思決定が早いので、できるなら社長に相談するのが手っ取り早いと思います。

実際に、僕の周りでもそうたってフリーランスエンジニアをやっている人は結構います。

ただし、これはある程度社長と距離が近い場合にしかできません。

ある程度の規模の会社になると、そういったいい意味での融通が利かなくなってくることがあるので、そういう場合は転職サイトに登録して案件を紹介してもらうことでフリーランスになれます。

僕も転職サイトに登録してフリーランスになった経験があります。レバテックフリーランスというサイトを使ってフリーランスになりました。
※無料で登録できます。


登録してからはすんなりと次の案件が決まってスムーズに仕事ができました。

案件の数も結構あるので、よほど特殊な案件を希望しない限りはすぐに決まると思います。

気になるフリーランスの収入


さて、気になるフリーランスエンジニアの収入についてです。

これは案件によって取り分も違ってきます。

良い案件に恵まれれば収入は大幅アップとなって月に100万円以上稼ぐことも十分に可能で、まさにフリーランスの醍醐味を味わうことができます。

僕自身は100万円とまではいきませんでしたが、正社員の時よりは大分増えました。社会保障などを計算に入れても、フリーランスの方が良かったです。

特に若い人は正社員をするよりもたくさん稼ぐことができる場合が多いです。20~30代はフリーランスでがっちり稼いで、タイミングを見て正社員に戻るということも狙えます。


フリーランスになる際の注意点


転職サイトを使ってフリーランスになる場合には注意点があります。

それは、フリーランスになるタイミングです。

クライアントとの契約更新は3ヶ月に1回、1ヶ月に1回などといった感じで決まっていますが、この契約更新のタイミングでフリーランスになるように調整する必要があります。

契約期間とは文字通り『契約』です。

他の仕事がやりたいからといって途中で投げ出すことは社会人としてタブーです。

どんな理由があっても契約期間の間はきちんと仕事をこなすことが求められています。

なので、転職サイトでフリーランスの案件を探しつつ、契約更新後に参画できるようにスケジュール管理をしなければなりません。

こういったことは担当者の方も相談にのってくれるので、今の案件がいつまでかかるのかを伝えておきましょう。



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2017年11月01日

本気度MAXの在宅ライターサービス『サグーワークス』に登録してみた

仕事ではシステムエンジニアをやっているのですが、ちょっと気になるサービスを見つけたので、登録してみました。

登録したのは『サグーワークス』という記事の外注サービスです。

文字単価1円以上という金額に釣られて、登録してしまいました。

文字単価1円以上ということは、2000字で2000円、5000字なら5000円になります。

もし、1時間で2000字の案件をやれば、時給2000円になるわけです。

副業としてはちょっと魅力的な金額ですよね。

ただし、このような美味しい案件ができるのは、プラチナライターと呼ばれる一定のテストをクリアしたライターだけです。

誰でも美味しい思いができるわけではないんですね。

といわけで、登録してみました。
※画像が荒いですが、ご了承ください。

サグーワークスのサイトで登録


1.公式サイトにアクセス


ライター登録は公式サイトから行います。




2.仮登録


公式サイトで下にスクロールすると、『テストを受けてみる』のボタンがあるのでクリック。
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次にメールアドレスを入力します。
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メールアドレスを入力してボタンをクリックすると、登録したメールアドレスに仮登録完了のメールが届きます。
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3.本登録


メールに書かれているURLをクリックします。
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URLをクリックすると、氏名などの情報を入力する画面に移ります。
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入力内容は氏名や住所などの個人情報から職歴など多岐にわたります。

特に職歴を入力する欄はたくさんあって、サグーワークスがいかにライター獲得に力を入れているかわかります。

入力を終えたら、確認画面です。
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入力内容に間違えがなければ、登録します。
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ユーザー情報の登録はこれで完了です。

青いボタンをクリックすると、次はプラチナライターのテストです。

4.プラチナライターテスト


3つのテストがあります。
sgw9

具体的な設問は書けませんが、かなりしっかりとしテストになります。

ライター経験や知識にもよりますが、1~2時間はかかると思われます。

「思われます」と書いているのは、僕自身途中で辞めてしまったからです。

諦めたというわけではなく、深夜にやる感じのテストではないと判断したからです。

正直なところ、もっと優しい15分くらいのテストかと思っていたんですが、想像以上に手応えのある内容でした。

サグーワークスのプラチナライターはそれなりの本気度が求められる


プラチナライターテストの内容を見る限り、かなり本気度の高い人じゃないとパスできない感じです。

ランサーズとかでちょこっとアフィリエイト記事の外注をやっていた程度じゃ圧倒される感じの内容でした。
※僕が外注ライターをやっていたという意味じゃありません。

登録情報には連絡先と連絡しても良い時間帯も入力するので、プラチナライターになっても記事の内容に関する修正とかも連絡がくるのではないでしょうか。

空いた時間にちょこっとやるという感じではなく、休日1日使ってガッツリとやるくらいの覚悟が必要な気がします。

僕は案件をやるかどうかはともかく、プラチナライターにはなっておきたいので、時間を見つけてテストを受けます。

テストは休日の午前中を使うなどして、時間をたっぷりとって受けるのがいいでしょう。

登録からテストまでが空いてしまうと、モチベも下がるので、仮登録~プラチナライターテストは一気にやるべきだと感じました。

そのくらいの勢いとやる気を必要とするテストだと僕は思います。

やる気のある人は是非やってみましょう。

↓プラチナライターテストを受けてみる↓







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2017年10月28日

新卒の就活で学歴でフィルタリングされるのは当たり前

新卒だった頃が懐かしいです。

僕が就活した時はリーマンショックの直後で、本当に大変でした。

今の学生は内定率が高くて羨ましいです。

就活というと定番のネタとして学歴フィルタリングがあります。

「東大だと説明会予約できるのに、Fランの俺はなんで~」みたいなヤツです。

世の中平等じゃないんです。

大学生にもなってそんなことも分からないなんて、ちょっともう心配になってしまうレベルです。

学歴っていうのは小さい頃からの努力の結晶ですよね。

そりゃ、「あんまり勉強しなくてもテスト満点でした」とか「親の金で予備校行って勉強しました」とか「家柄のおかげで総理大臣になれました」とかいろいろ人によって違います。

でも、勉強って基本的に覚えればなんとかなるじゃないですか。

社会に出てからは、コミュ力だとか人間力だとか度胸だとか女子力だとかいろいろ必要なわですよ。

それに比べたら、年号覚えりゃ受かる試験なんて楽勝じゃないですか。

もうね、考えが甘ちゃんすぎてタメ息レベルです。

口臭MAXの俺のタメ息をフェイスtoフェイスでぶっかけてやりたいです。

「学歴なくても仕事できる」とか言ってるヤツいますけど、大体バカですね。(体験談)

学歴あるヤツの方が仕事できるに決まってますから。

学歴なくても仕事できるって何を根拠に言ってるんでしょうね。

さっぱりわかりませんよね。

根拠も言わずに自分の主張ばっかり言うって、仕事できないヤツの典型じゃないですか。

いい加減にしてくれよ~全くプンプン。

学歴が重宝されるのは、学歴で採用した方が企業にとって好都合という歴然とした事実があるからです。

就職って応募する側と採用する側の2者によって成り立ってますから、自分の立場からしか物事を見れないのは能力が低いとしか言いようがありません。

学歴なくたって成功している人はいるんだから、就活で学歴フィルターで弾かれたって気にすることはないんです。

上ばっかり見ていないで、自分のできることに全力でぶつかっていく方が何倍も生産的です。

本田宗一郎さんとか松下幸之助さんとかも、もしかするとそんなノリでやっていたかもしれないじゃないですか。

成功するヤツは座学ができるヤツじゃないです。

行動力があって地頭の良いヤツです。

勉強ができないんだったら、行動という努力をしろってことです。





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2014年04月14日

「何かやろうぜ」教がだるい

アベノミクスの第4の矢からシステム開発における努力と成果を真面目に考えてみる」でコツコツやった方がいいんじゃないかみたいなことを書きましたが、関連するアンチパターンとして「何かやろうぜ」教というのがあります。

これは、

何かやろうぜ→そうだ!node.jsで何か作れないかな?

みたいなコンボで使われることが多いです。

で、こういうノリの良い提案する人って、自分のやりたいことのアピールは上手いんだけど、実際につくる段階になったらあんまり役に立たなかったりします。上記の例だと、そもそも提案した人がnode.js使ったことなかったり。。。

でもなんか妙に良い感じのパワポを作ってくるから説得力があったりするんですね。「うんうん、何か良い感じのシステムになりそうだ。行けるよ!!」みたいな心境にさせるのが上手いんですよね。現実歪曲空間とか言われるアレな特殊能力の持ち主なんですよ。

でも、いざ開発しようぜってなってコーディング始めると違和感が芽生えたりします。

「これってPHPでよくね?」

いや、コーディングまで行けばいい方で、大抵はローカルに環境を構築するのに苦労します。提案した人に聞きに行っても本人も環境構築に手間取っていているから、何か追い詰めているような気がして聞きたいことが聞けなかったりするし、思い切って聞いても「Google、Google!!」とか言われたりするんですね。

もうこうなってくると、どのタイミングで逃げるかってことを真剣に考えざるを得ない状況になってきます。こういう提案が出たときに「あ、なんかヤバイぞ、これは」って直感して、開発が始るとその直感が確信に変わったりします。必死で他の仕事を探したりして、「優先的にやらなくちゃいけないことができたので」とか言って離脱したくなってきます。

まぁ、結局開発は上手くいかないんですけど、提案者は意外にしれっとしていたりします。

やっぱり、受身だとか言われても、開発者は企画とか営業の話を聞いてモノをつくった方が良さそうだという話でした。

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2014年04月13日

アベノミクスの第4の矢からシステム開発における努力と成果を真面目に考えてみる

abenomikusu
アベノミクスの第4の矢というのが結構話題になっているようです。

官邸の特集ページにはアベノミクスのことがまとめられています。

アベノミクスでは頑張る人を応援したいみたいなふうに読めるので、「頑張ること」即ち「努力」について真面目に考えてみます。

システム開発で努力といえば、やっぱり残業するとかが真っ先に頭に浮かびます。やることはたくさんあるのにバグのチケットがさらに振ってきましたみたいな状態ですね。
普通に出勤して仕事をするのも努力だと思うのですが、成長戦略だとか規制改革だとかの文脈になってくると、「新しいことにチャレンジ」という意味で使われるのだと思います。

新しいことにチャレンジするというのは、開発的は新技術(ツール?)を導入したりすることを意味します。ちょっと前の例えで言うと、MySQLじゃなくてMongoDB使ってみるかとか、SVNじゃなくてGitにしようぜみたいなやつです。

で、こういう提案って”何かの失敗が続いて何とか突破口を見つけたい”ときにされることが多い気がします。本当はもっと地道にサービスのバグを取ったりUIを改修したりすべきなのに、いろいろな力が働いて、一発逆転を狙って新技術を導入しようみたいな流れになるんですね。

実はリリース手順書がないとかそもそも手順が確立されていないという単なる運用上の問題なんだけど、反省MTGの結果、新しい環境をHadoopで構築しますとか、nginxでいってみましょうみたいな斜め上感満載の結論になってしまいます。
導入するのはいいんだけどさ、原因はそこじゃないでしょ!!

リリース作業に失敗したり、サービスにバグが見つかってユーザからのクレームがエスカレーションされたりする時点で成果をあげているとは言い難い状況になっているので、改善するためにちゃんといろいろ検討しました感をだそうとすると、どうしてもこういうことになったりします。

リーダーやマネージャーは技術的なことをあまり知らない場合も多いですし、上の役職の人はより技術に疎かったりするので、”新しい環境を新技術で構築して品質を高めます”的なアピールって効果的なのかなと推測します。

で、導入したは良いものの、運用実績はないしそれを扱えるエンジニアもあまりいないから、別の問題が起きたりするんですね。

やっぱり、努力が評価されると思うから上記のような提案が通るし、また、一時的とはいえそういった努力が評価されたりします。

システム開発に限った話じゃないと思うけど、悪いことが起きて困っている場合に、大きな変化を起こそうって流れになることが多い気がします。
組織再編とかもそうですよね。

見た目にわかり易い派手な変化もアピールには必要ですが、ちゃんとした成果をあげるためには、日ごろの地道な積み重ねが大事なんじゃないかという話でした。

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