コマンドが失敗すると、その旨を標準エラー出力に出力します。例えば、存在しない
>abcd
というコマンドを実行しようとするとコンソールには
-bash: abcd: command not found
と表示されます。普通は、標準エラー出力もコンソールに表示されます。
このような標準エラー出力をファイルに出力させたい場合は、
>コマンド >& ファイル名
のように>&の後にファイル名を指定します。例えば、
> abcd >& stderror.txt
のようにします。すると、コンソールには何も表示されずに、stderror.txtに
-bash: abcd: command not found
と書き込まれます。